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芹沢銈介美術館では、「絵本と装幀ー芹沢銈介の本の仕事」を開催中です。
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マリ共和国・バンバラ族の泥染の布をご紹介します。
ボゴランフィニと呼ばれ、まさに大地を感じさせる布です。
布を織るのは男性で、幅の狭い織機で幅15㎝、長さ1.5m程の細布が織られ、これらを横に接いで幅1m程の布に仕立てていきます。
その後女性が染色し文様を入れますが、その染色過程は大変興味深いので以下に記します。
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まずシクンシ科の樹木の葉を染料に、布全体を黄色に下染めし天日に干す。泥染には鉄分を豊富に含む川の泥を一年ほど発酵させたものを使う。白くする文様部分を残して泥を塗っていく。泥に含まれる鉄分と下染した布に含まれるタンニンが反応し、泥を塗った部分が黒く染まる。その後、泥を洗い流し、最後に黄色く残った文様の部分に、苛性ソーダとピーナッツ、雑穀を混ぜ合わせた漂白液をのせて漂白し、洗い流して完成となる。
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幾何学的な柄を特徴とし、模様にもさまざまな願いや意味がこめられているそうです。
生地は木綿で薄手です。敷物や間仕切り等いろいろな用途が楽しめそうです。
参考資料:『世界の美しい染めと織り』(巧藝舎)
サイズ:約118×240cm
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